木曽義仲関連民間活動・年中行事





 資料館・郷土館 
施設名所在地内  容
義仲館長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越 某総理がふるさとなんちゃら資金でばらまいたお金を使って建てたらしい。入口に義仲と巴の像が立つ。館内は義仲の生涯を絵を使って表現されたものが中心。義仲関連の出版物も販売されている。館に隣接した売店「巴庵」では、義仲グッズも置かれ、ソバや五平餅などの軽食もとれる。ソバはとっても美味いぞ。
宣公郷土館長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越 徳音寺境内にある。門を入って右側にある小さな建物で、自由に見学出来る。ちなみに「宣公」とは義仲のことね。
義仲・巴御前資料館長野県松本市縄手通りの近所。やってるのかなあ・・・?

木曽古文書歴史館岐阜県可児市久々利 現在三十三代目を名乗るの義仲子孫が運営。 徳川家康から上下伊那11カ村とクレキ山を預かった際、久々利から家臣を差し向けていては大変なので、飯田の荒町に代官所を設け、そこに常駐させて管理したそうです。久々利では家康より関ヶ原の戦功で領地を給わって以降明治まで、久々利城を館(木曽御役所)として明治まで居住したとのこと。  千村家に代々伝わる書状や絵図などが展示されており、木曽家の墓もある。

  
曲名作詞/作曲歌  詞
清水冠者義高山崎忠男/関口重夫1 京の都の春嵐 勇みて猛き武蔵駒  勘気を受けし義仲に 粟津の野辺の露かなし
2 昨日にかわる鎌倉を 逃れて走る若武者に  奥州街道八丁の 渡しの桜散り急ぐ
木曽川挽歌 1 木曽の松風日義の里に 若き血潮がふきあげる  平家伐たんと義仲公よ
     燃えし精魂今いずこ 治承四年暮?生
木曽義仲の唄高木勉/間木由利夫
歌:東海林太郎
 
県歌信濃の国  
鉄道唱歌 北陸 53 加賀越中の境なる 倶梨伽羅山は義仲が 五百の牛に火をつけて 平家せめたる古戰塲
鉄道唱歌 東海道 41 粟津の松にことゝへば 答へがほなる風の聲 朝日将軍義仲の ほろびし深田は何かたぞ
ラッポショの歌 1 朝日将軍義仲公と おらが在所は ひとつでござる
2 巴御前も山吹姫も おらが隣りの 姉さじゃないか
3 今井兼平樋口の次郎 鬼の血すじに 生まれもすまい
4 同じ木曽路の育ちじゃものを かれらばかりに いばらすものか
木曽義仲河原地近思/同

※河原地近思氏 ・・・
声楽家。木曽日義村出身。現在も東京を中心に音楽活動を続ける。                「木曽義仲の歌」はCD発売中。
1 時は源平木曽谷の 人は義仲 巴御前 悍馬を御して野山馳せ 若き二人のその雄姿
2 いざ出陣ぞ八幡宮 きりり兜に薄化粧 義仲はやる駒抑え 巴と交わす笑み涼し
3 倶利伽羅峠の大勝利 朝日将軍義仲は 天下の征夷大将軍 京の帝の守護につく
         − 木曽節 挿入 −
4 天下とったる義仲は やがて渦巻く陰謀の
    裏切りの手に落ち行くは 北陸近江の国粟津
5 栄枯盛衰はかなきは 一夜の嵐に花の散る いま月影にふるえるは 虚し原野の虫の声
  栄枯果てなく今もなお 巴が淵のべに椿 君にいのり捧げんと 強く悲しく雪に咲く
6 ただ安らかに眠れよと 心静かにいのるとき 澄み渡りたる大空に 清き鐘の音深山寺
  * 5番は選択詩 お好きな方の歌詞をどうぞ。   
巴御前 哀歌河原地近思/同1 晴ればれし 朝日かがやき 澄みわたる 山の息吹か
        清らなる 川の流れは 君したう この木曽の谷
2 憧るる 君が姿は 何時の日か 恋に咲く花 虹を追う
        小鳥のごとく ただ君を 君を想いぬ
3 ああなれど 虹も雲まに まぼろしの 霧の彼方に その運命め
        はかなく消えて あてどなき 羽音もたえしく
4 さらばよと 君と別れて しのび行く 旅の孤独に
        耐えてなお 果てし無く見ゆ 淋しさの 八重の白波 淋しさの 八重の白波
巴が淵河原地近思/同1 信濃の国の 木曽川に きれいな淵が ありました
      春夏秋冬に 花がさき 川にはメダカも 遊んでました
2 春には可愛い 山桜 山百合涼しく ゆれる夏
      むらさき薫る 秋のりんどう 冬には真っ赤な 寒椿
3 義仲さまが 世をさって 朝昼夜に 悲しみの
      涙にくれた 年月の 巴の涙が 淵になりましたく
4 巴が淵の 花たちは 義仲さまの 冥福を
      春夏秋冬に 花さかせ 香りも豊かに 祈ります
斎藤実盛 1 年は老ゆとも、しかすがに 弓矢の名をばくたさじと、 白き鬢髭(?)墨にそめ、
      若殿原と競ひつつ、 武勇の誉を末代まで 残しし君の雄雄しさよ。
2 錦かざりて帰るとの 昔の例ひき出でて、 望の如く乞ひ得つる 赤地錦の直垂を、
      故郷のいくさに輝かしし 君が心のやさしさよ。
依田城懐古酒井昭水・横関章1 木曽で育った 義仲公が 東信濃の 丸子を選び
      兵馬集めて この地に 挙る 治承四年の夢はるか
2 依田氏 丸子氏 長瀬氏たちは 義仲迎えた 郷土の武将
      ゆかりの寺も 諏訪八幡 願いかなえら 守り神
    ※長いので続きはそのうち・・・
倶利伽羅峠の歌八波則吉/?1 木々の若葉に風かおる 寿永二年の夏のころ ひうちが城を陷入れ
      幸先よしと勇み立つ 維盛の軍七万騎 砺波山にと陣をとる
2 埴生の宮に祈願こめ 必勝期せる木曽が勢 七手のいくさ所々に伏せ
      義仲万騎の将として 八幡林あとにみつ 黒坂口にと陣をとる
    ※長いので続きはそのうち・・・

  
施設名所在地内  容
義仲・巴像長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越「義仲館」の入口にどどーんとお出迎え。
巴騎馬像長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越「徳音寺」境内にある。年少期の巴のようだ。境内にはイカツイ顔の義仲木像も有り、祭で担ぎ出されたりする。
金刺盛澄像長野県下諏訪町諏訪神社秋宮入口にある。
義仲騎馬像富山県小矢部市「埴生八幡宮」境内に八百年記念に建てられた。とにかくデカイ。
義仲騎馬像&火牛像富山県小矢部市石動駅前にある。「義仲騎馬像」のミニチュア版(?)と火だけ赤色の「火牛像」、他に「烈魂」と書かれた「火牛群の像(ちょっと笑った)」
義仲像富山県高岡市般若野弓の清水にある緑色の像。弓で清水を掘ってるとこらしい
斎藤実盛像石川県小松市「多太神社」境内にある。平成15年に出来たのでキレイ。髪を染めてるところのようだ。
義仲・兼光・手塚太郎像石川県加賀市篠原古戦場の首洗池にある。義仲と樋口兼光と手塚光盛が、実盛の首を持って嘆いているところらしい・・・。

 年中行事 
都道府県日時行事場所内  容
埼玉県1月15日萩の山王様都幾川村・萩日吉神社三年に一度行う。義仲の霊を鎮めるための流鏑馬。
埼玉県 ササラ祭武蔵嵐山町・鎌形八幡 
埼玉県7月第2土曜実盛忌妻沼町・聖天山歓喜院実盛忌法要。
長野県3月18日西仏会長野市・康楽寺 
長野県4月19日御詠歌(義仲様祭り)木曽町日義・徳音寺 
長野県4月25日文殊堂春祭り丸子町鹿教湯温泉義仲が依田川に兵を集結した際に考案したという、義仲挙兵太鼓が行われる。
長野県7月22日〜8月16日木曽踊り木曽福島町義仲の霊を弔うために踊る。
長野県8月7日義仲火文字祭り大桑村・須原 
長野県8月13日らっぽしょ木曽町日義山吹山からの花火、火文字、らっぽ行列、義仲等武者行列、巴太鼓等のイベントが行われる。
長野県8月14日15日木曽義仲たいまつ祭り木曽福島町木曽福島駅を始点とし、義仲、巴、四天王らに扮した武者等が町を行進する。観光客も、たいまつを持って参加出来る。終点は福島小学校で、木曽節の披露などの催しも行われる。
長野県9月梶原塚例祭下諏訪・菅野町 
長野県 牛炬火塩尻市・小野神社倶利伽羅峠の牛火戦で戦勝したお礼で行ったのがきっかけとされる。
岐阜県8月15日御伽藍さま中津川市落合・御伽藍神社落合五郎を祀る例祭。
岐阜県10月3日花馬祭り坂下町坂下義仲が戦勝祈願したとか、征夷大将軍就任を祝ったとか。
富山県7月下旬源平火牛まつり小矢部市石動火牛の計レースやゲーム等が行われる。
富山県9月10日下後亟神明宮秋季例祭小矢部市源氏太鼓は源平合戦の勝利を祝って始められたといわれる。
富山県9月15日埴生八幡宮例祭石動・埴生八幡宮宮めぐり神事とも。義仲等に扮した武者が、拝殿を回り、本堂へ突入する。
富山県9月25日26日こきりこ祭り五箇山上梨大伴家持や義仲等の格好をするらしい。
富山県10月下旬巴忌福光町・巴塚付近追悼法要や巴太鼓等を行う。
石川県7月24日25日かぶとまつり小松市・多太神社 
石川県11月15日義仲祭り笠間町義仲がイリコを食べて空腹を満たした
石川県 二俣弥栄踊り二俣弥栄(いやさか)踊り。砺波山の戦いで、勝利ののろしを見つけた二俣の人達がつけたのが始まりらしい。
福井県 はねそ踊り今庄市湯尾峠の道の補修中に、義仲の不機嫌だった機嫌をもどす為、家臣達が祇園踊りを行った。
和歌山県7月丑の日虫送り日置川町子供たちが松明を持って、『実盛様のお通りじゃ。虫もマナゴもお供せい』と歌いながら歩く。
滋賀県1月第3日曜義仲忌膳所町・義仲寺 
京都府10月22日時代祭り平安神宮いろんな歴史上人物が登場。
兵庫県4月中旬源氏まつり川西町「懐古行列」と呼ばれる源氏関係人物の武者行列がメイン。
岡山県8月14〜16日白石踊り白石島水島合戦で戦死した人々の霊を慰める。
愛媛県6月最終日曜実盛送り城川町五穀豊穣、悪虫退散を祈願。
愛媛県7月20日虫送り行事「実盛様」三崎町イネの株に足をとられて討死した斎藤実盛を祀る。実盛は「クロカメムシ」に化けて、稲を荒らすようになったんだとさ。
大分県8月15日16日湯布院盆地祭り湯布院町イネの株に馬の足をとられて討死した斎藤実盛を祀る。実盛は「イナゴ」に化けて、稲を荒らすようになったんだとさ。


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